パパ育休が増えた今こそ、「ふれあい育児」を始めよう
最近は、育休を取得するパパが急増してきていますね。
でも、いざ赤ちゃんと一緒の時間を過ごしても、
「何をしてあげたらいいのかわからない」と感じる方も多いはず。
そんなパパにこそおすすめなのが、ベビーマッサージやスキンシップを通じた“ふれあい育児”です。
実は、パパとのスキンシップで、赤ちゃんの発達を育むことができるんです。
父親が赤ちゃんに“触れる”と社会性が伸びる
桜美林大学リベラルアーツ学群教授・山口創先生によると、以下の研究結果があります。
「母親のスキンシップは子どもの情緒を安定させ、
父親が行うと社会性の高い子に育ちやすいという傾向があります。」
ベビーマッサージなど、スキンシップで分泌される「オキシトシン(愛情ホルモン)」は、
親子双方のストレス軽減と愛着形成に大きく関わっているという研究結果もあります。
興味深いのは、母親と父親でオキシトシンの出方が違うことです。
母親:優しく撫でる・抱きしめるなどの穏やかな接触で分泌
父親:体を動かす・ちょっと刺激的な触れ合い(体遊びなど)で分泌
つまり、パパは“動きながらのスキンシップ”が得意。
肩車や高い高い、こちょこちょ遊びも立派な”ふれあい育児”になります。
ベビーマッサージは、パパの育児参加の入り口
ベビーマッサージというと「ママがやるもの」というイメージが強いですが、
実はパパにも大きなメリットがあります。
✓赤ちゃんの反応を受け取りやすくなり、関わる自信がつく
✓ スキンシップを通じて、育児ストレスが軽減される
✓ 赤ちゃんの生活リズムを知るきっかけになる
「ベビーマッサージ=癒し」だけではなく、
パパ自身が“育児の主役になる時間”にもなるのです。
「許可を得て触れる」ことが信頼関係のはじまり
日本タッチ育児協会では、
ふれあいに「接触のルール」を大切にしています。
それは、赤ちゃんに“触れる前に許可を得る”ということ。
たとえ小さな赤ちゃんでも、自分の体の主導権は赤ちゃん本人にあります。
「触っていいかな?」と声をかけ、表情や動きを感じ取りながらタッチする。
そんな丁寧なふれあいが、赤ちゃんの安心感と信頼感を育て、
パパ自身の心にも落ち着きをもたらします。
(→ 詳しくは 接触のルール®とは)
まとめ:パパのベビーマッサージがもたらす効果
- 赤ちゃんの社会性を促す
- パパ自身のストレス軽減・育児参加意欲UP
- 家族全体の絆と安心感が深まる
パパの手のぬくもりが、赤ちゃんの未来を育てます。
今日から、家族で「ふれる時間」を増やしてみませんか?



