私たちが目指す「ハッピー風景」
地域で育児の支援をしている人なら、誰もが見たい風景があります。
赤ちゃんと家族がリラックスして過ごしている。
ママとママが、赤ちゃんと赤ちゃんが、お話ししている。
泣いていても、悩んでいても、そのままでそこにいていい。
自分はそっとそこにいて、そんな風景を眺めている。
赤ちゃん(子ども)・家族・育児支援者——みんなの幸せが集まっているところ。
それが、私たちの「ハッピー風景」です。
2025年を振り返って
協会を立ち上げて1年が経ちました。
現在、24名のタッチ育児アドバイザーが各地で活動中です。
今年は15名のタッチ育児ベビーマッサージインストラクターが誕生しました。
そして今、「ベビマ資格学び直しプログラム」を13名が受講中です。
数としては多くないかもしれません。
でも、この仲間たちに共通しているのは、
「地域の赤ちゃんとママのために」という思いです。
そして、その思いを形にするために、日々、このハッピー風景を作り出す方法を考え、行動している。
それが、私たちの協会の原点です。
2026年の日本タッチ育児協会は
1.目の前のハッピー風景を、もっと丁寧に
一人ひとりのインストラクター・アドバイザーが、それぞれの地域でどんなハッピー風景を作りたいのか。
その思いに寄り添い、「今、何に困っているか」「どうしたら次の一歩が踏み出せるか」を一緒に考えていきます。
同じ思いを持ったインストラクター・アドバイザーも、今いるステージは様々です。
地域での教室、目の前の我が子や家族とのコミュニケーション…。
ライフワークの中で、
広く、多くの人に届ける努力の中で
どんな状況でも「そのように生きること」から始まります。
お互いに活動を応援し合うことが、それぞれの地域での展開を支えます。
それぞれの「あなただからできること」を見つけ、形にしていく——その伴走を、これからも大切にしていきます。
2.役立つ情報を届ける
現場で活動していると、日々、迷いや疑問が生まれます。
「こんな時、どうしたらいい?」
「他の人は、どうやっているんだろう?」
「少し丁寧に考えてみたい」
そんな声に応えるために、
コラム・メルマガ・インスタグラム・月刊タッチ育児チャンネル・研修会等を通じて、
役立つ情報を届けていきます。
– 現場ですぐに使えるトピック
– 仲間の実践例や工夫
– ふれあいの専門性を深める学び
– 地域での活動を支えるヒントなど。
地域の赤ちゃんや家族の幸せを願う人が
垣根なく、一人で悩まず、学び合える環境を、これからも育てていきます。
3.ふれあい文化の活動記録
「誰が、どこで、どんなふうに」
一人ひとりの活動は、確かにそこにあるのに、見えにくいと実感しています。
特に「ふれあい」という、昔から当たり前とされてきたことだからこそ、記録化がすすんでいないのかもしれません。
きちんと記録して伝承することは、私たちの役割の一つであると考えています。
– 地域での教室の様子
– 保育園や行政との連携事例
– インストラクター・アドバイザーの変化や気づき
– ハッピー風景が生まれた瞬間
これらを丁寧に記録し、発信することで、「ハッピー風景が、確かにここにある」ことを伝えていきたいと思います。
そして、その記録が、次に活動を始める人の希望になり、
地域で頑張っている人の励みになれば——そう願っています。
まずは自分と目の前の人へ
私たちのミッション「すべての子どもたちが正しいタッチで育つ地域社会」も、
まずは自分と、目の前の人に丁寧に触れることが、実現への確かな一歩です。
2026年も、丁寧に。
目の前のハッピー風景を、一つひとつ、増やしていきましょう。



