場所見知りの赤ちゃん。「ママから離れられない」は、困ったこと?

場所見知りの赤ちゃん

場所見知りの赤ちゃん。「ママから離れられない」は、困ったこと?

「場所見知りが激しくて、外に遊びに行くのがちょっと億劫…」

「初めての場所で泣いたらどうしよう」

「ベビーマッサージ教室に行ってみたいけれど、うちの子はみんなと一緒に参加できるかな?」

赤ちゃんの場所見知りや人見知りがあると、そんなふうに外出やイベントへの参加を躊躇する事もあるかもしれません。

初めての場所で、ママから離れられなくても大丈夫。

まずは、赤ちゃんが安心できるところから始めてみませんか?

「場所見知りがすごくて…」あるママから聞いたお話

先日、ベビーマッサージの体験会を開催したときのこと。
参加してくれた赤ちゃんは、初めての場所に少し緊張した様子で、ママのそばで過ごしてくれていました。体験会が終わったあと、ママがこんなお話をしてくれました。

「この子、場所見知りがすごくて。上の子たちはそんなことなかったんですけど、この子だけすごいんです」

おうちでは大丈夫。でも、知らない場所ではママからなかなか離れられない。

そのママは、

「いろいろな場所に臆せず行ける子になってほしいから、おうちにいるだけではなく、できるだけいろんなところに連れて行くようにしているんです」

とお話してくれました。

赤ちゃんの場所見知り。まずは「ママと一緒なら大丈夫」から

そもそも場所見知りとはなんでしょう?

赤ちゃんが知らない場所(旅行先、保育園、病院など)で嫌がったり、泣きだしたりする光景をイメージする方が多いかと思います。泣いて嫌がる子もいれば、声を出さずにじっと動かなくなったり、不安そうにしたりと個人差があります。

赤ちゃんにとって、初めての場所には知らない人や音、におい、景色など、新しい情報がたくさんあります。その情報量の多さに戸惑って泣いていることもあれば、初めての場所が不安で、そわそわする気持ちを表していることもあるかもしれません。

そんなとき、安心できるママやパパなどの家族は、赤ちゃんにとっての「安全基地」になります。

初めての場所では緊張するけれど、ママの抱っこなら大丈夫。それなら、まずは抱っこのままその場所を見て過ごすところからでいいのです。少しずつ「ここは大丈夫」と感じられるようになったら、次はママのそばで座ってみる。そこから少し離れてみて、振り返ったらママがいる。そんな経験を繰り返しながら、赤ちゃんは安心して過ごせる範囲を少しずつ広げていきます。

「いつものおうちとは違う」ということを、赤ちゃんが認識していることは、成長のひとつともいえますね。
そして、「いつものおうちは安心安全だ」と赤ちゃんが感じていることは、家族にとって誇らしいことです。

安心して帰れる「安全基地」があるからこそ、外の世界への「好奇心」が育っていきます。

場所見知りでもベビーマッサージ教室に行っていい?

場所見知りや人見知りのある赤ちゃんとママにこそ、是非おすすめしたいのが地域のベビーマッサージ教室です。

「せっかくベビーマッサージ教室に来たから、マッサージをしなくちゃ」

「みんながゴロンしているから、うちの子も寝かせなくちゃ」

そんなふうに思わなくても大丈夫です。

私たちが大切にしているのは、マッサージを最初から最後までできることではなく、赤ちゃんの様子を見ながら、その子の反応を受け止めて、気持ちを尊重するコミュニケーションをとることです。

初めての場所に緊張しているなら、ママに抱っこされたままでもいい。ゴロンしたくなさそうなら、無理に寝かせる必要もないのです。赤ちゃんが少し慣れてきたら、そのときできそうなことを少しずつやってみる?と相談しながら進めます。

また、お出かけ前に「今日はベビマに行こうね。初めていくところだよ、どんなところかな。お友達もいるかな?ママは楽しみだよ」と知らせておくと、安心が一つ増えますね。

ベビーマッサージ教室は、赤ちゃんを「みんなと同じように参加させる場所」ではなく、一人ひとりの「今はここまでなら大丈夫」を大切にできる場所でありたいと考えています。

地域で、ママやパパ自身が安心して過ごせる場所はありますか?家族のみんなが「ここなら大丈夫」と思える場所で、おでかけの時間を楽しめるといいですね。