こんにちは。日本タッチ育児協会で事務スタッフをしている、えりです。
普段は月2回のコラム配信やInstagramの投稿、タッチ育児チャンネルの管理など、主に協会の「発信」に関わる仕事をしています。
今回は代表のかみぃさんから「発信している人として、コラムを書いてほしい」と声をかけてもらったので、普段の仕事を通して感じていることを書いてみようと思います。
発信って、意外と反応がありません(笑)
本当にないんです、反応。(愚痴ではないのです)
コラムを書いても、Instagramを投稿しても、メルマガを配信しても、毎回「読みました!」「よかったです!」なんて連絡が来るわけではありません。
もちろん、それが普通というか、そんなもんですよね!いい記事を読んだからといって、毎回書いた人に感想を送る人の方が珍しい。
でも、いざ発信する側になると、これがなかなか難しい。
時間をかけて文章を考えて、写真を選んで、何度も読み返して。ようやく投稿したけれど、特に反応はなし。
「これ、誰か読んでくれているのかな?」と思うこともあります。
私自身、事務スタッフとして発信を始めた頃は、目に見えるリアクションが少ない中で、やりがいという意味では難しさを感じることもありました。
「ずっと見ていました」の一言
そんな中、うれしい出来事がありました。
ベビーマッサージ講師の資格を取りたいとお問い合わせをくれた方が、「ホームページやInstagramを見ていて、ここはいいなと思いました」と話してくださったのです。
そのときの、「ちゃんと届いていたんだ!」という喜びは今も忘れません。
日々更新しているコラムやInstagram。一つひとつの投稿に大きな反応がなくても、見てくれている人がいるんだなぁと、素直に嬉しく思いました。
最近では、タッチ育児アドバイザーのみなさんから「あのコラム読んだよ」「あの話、おもしろかったよ」と声をかけてもらうことも増えました。やっぱり、そういう言葉をもらえると嬉しいものです。
書くことは、記録を残すこと
そんな経験もあって、最近は「発信すること」について、少し違う見方もするようになりました。
たとえば、ベビーマッサージの教室を開催したとき。その日の様子や、どんなことを大切にして開催したのか、少しだけ文章に残してみる。そうすると、実際にその場にいた人だけでなく、後からホームページやInstagramを見つけてくれた人にも、その日の活動を知ってもらうことができます。
そして、そういう記録が少しずつ増えていくと、
「こんな活動をしているんだな」
「こういうことを大切にしている先生なんだな」
ということも、過去の投稿から伝わるようになっていくのかもしれません。
実際、私自身も初めてのお店やサービスを利用するとき、過去の投稿をさかのぼって見ることがあります。「どんな人がやっているのかな?」「どんな雰囲気なのかな?」と、無意識に情報を探している気がします。
そう考えると、書くことは、そのとき誰かに届けるだけでなく、自分の活動をWeb上に少しずつ残していくことでもあるんだなと思います。

言葉にすることで、見えてくるもの
日本タッチ育児協会のコラムは、「協会」が発信するものと、全国のタッチ育児アドバイザーさんや講師の方から原稿を頂くものなど、色々な形があります。
私がコラムを編集するとき、共通して最初に考えるのは、「この人が一番伝えたいことは何だろう?」を探すことです。次に、「その思いを誰に届けたいのか」を考えます。
そこが見えてきたら、できるだけ書き手の言葉や雰囲気を残しながら、読みやすい形に整えていきます。同じような言葉が続いていたら、漢字とひらがなで表記を変えてみたり。句読点を入れてみたり、取ってみたり。たぶん、読んでいる人には気づかれないような細かいところを、毎回ちまちまと考えています。
届けたいことがまとまったら、次に意識したいのは「温度とサイズ感」。
想いが熱くなればなるほど、読み手からすると「あっちっち!大ボリューム!」という記事になりかねません。仲間内だけで通じる言葉を使用していないか?あれもこれも伝えたくて読むのがしんどくなる量感になっていないか?記事を書き終えても、あえて数日寝かせたり、第三者に読んでもらったりして、時には思い切って大幅カット!なんてこともあります。
そうして言語化の作業を進めることで、「この人が一番大切にしている想い」「最も伝えたいこと」が、まるで精米されたキレイな白米のように残っていくのです。
自分の普段の活動や大切にしている想いって、一言で伝えようとすると案外難しいものですよね。言語化することは、自分の思考の整理にも繋がっている気がします。(私は玄米も好きです。)
今日の投稿に反応がなくても
何を書こうかなと悩んだり、時間をかけて投稿をつくったり。それでも、思ったほど反応がなかったり。やっぱり、反応があればうれしいし、なければちょっと寂しいですよね。
でも、協会の発信を続けてきて思うのは、目に見える反応がないことと、誰にも届いていないことは、必ずしも同じではないということです。
今日書いた文章を、数か月後に誰かが見つけてくれるかもしれない。今はまだ出会っていない人が、過去の投稿を読んで「ここ、いいな」と思ってくれるかもしれない。自分がどんな活動をしてきて、何を大切にしているのか。それを言葉にして残しておくことは、未来の誰かに自分を知ってもらうための手がかりになるのだと思います。
今後も、日々の活動や、協会が大切にしていることを、少しずつ言葉にして残していけたらと思っています。いつか誰かが協会のことやベビーマッサージについて知りたいと思ったときに、過去のコラムや投稿が、その人にとっての安心材料になっていたら、それは私にとっても嬉しいことです。

「私たちだけが正解」とは思っていません
最後に、協会の発信に関わる中で、私が大切にしていることを書きます。
それは、日本タッチ育児協会が大切にしている考え方を、
「これだけが正解です」という伝え方にはしないということです。
私たちは、赤ちゃんも一人の人として尊重することや、丁寧にふれあうこと、相手も自分も大切にするコミュニケーションを大事にしています。そして、それが赤ちゃんや家族の幸せにつながっていくと考えています。
でも、それだけが唯一の正解だとは思っていません。赤ちゃんや家族の幸せにつながる考え方は、たくさんあっていい。その分だけ、幸せの形も増えていくからです。
だからこそ、必要以上に不安を煽ったり、ほかの考え方を否定して自分たちをよく見せたりするのではなく、「私たちは、こう考えています」と、できるだけ丁寧に伝えていきたい。発信を担当する一人として、そこはこれからも大切にしていきたいと思っています。
・・・と、このコラムを書き終えたところで、次回配信予定のメルマガをちまちま編集してこようと思います。反応、ありますように!!



